日本のノースダコタ州、千葉県。その3

  • 2015.04.20 Monday
  • 12:00
こんにちは。
またまた久々の更新となります、
奥山商店の誰が買うの?です。

今回は日本のノースダコタ州、千葉県をご紹介する完結編です。

私の滞在している場所から直ぐ裏手が海だったので時たま出歩いてみたり、自転車を借りて海沿いを遠出してみたりしました。



私は山育ちなので、窓から一晩中波の音がきこえるということは初めてでそれが自分の意思にお構いなしに入ってきて、
海の足のつかない深さと一定の変わらない波のリズムが永遠の果てしなさを思わせて、気が遠くなることが暫しでした。



繰り返される永遠のダイナミズム。







と、思えば
すくう手のひら位の広さに展開される美しいマクロの世界。









ついつい既視感をゆだなってしまいそうな風景。









波止場には船の修理工場があって、
サビッサビに放置されていた船の壁面は一つの絵画になっていました。











ずっと見ようかなー?と思っててやっと観れたデレク・ジャーマン監督「ガーデン」という映画には
海の風景がたくさん出てきて







この海はジャーマン監督の心で
内側に果てしなく広がる世界。
そこに住む住人はここに広がる微かなモノを感じる美しいひとたち。









あまりにも長い時間千葉にいたせいか、
私もちょっくら彼らみたいな気分になっていたのでしょうか、
野暮用で都内に出向いたとき
地上でこんな風景に巡り会いました。



夜、写した瓦礫の山はまるで海の底を覗いたような。

どんな人の心の中にあるだろう永遠の海は、ある日突然目の前にあらわれる。

私はずっと海の底を歩いていたのかな?
足の裏、瓦礫をジャリジャリと踏んで。
決して息が苦しくなった訳ではないのですが
底からぷかぁ〜と陸にあがり
今は千葉より舞戻って、やっぱり山梨の山の中でモッサリと生活しています。

皆さんの永遠の海の風景は一体どんななのでしょうか?

奥山商店の誰が買うの?こんなもの!?

これからも続きます。それではまた。



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